保育園の建設断念に思うこと

『保育園落ちた。日本死ね』の過激なワードが国会までもを騒がせて間もないけれど、千葉では住民の反対で保育園が撤退したそう。

「静かに暮らしたい」とか、「道路が狭いから安全が保てない」、「説明不足」の声を報道で見たけど、何だかなぁ。道路の狭さは車の送迎禁止で済むのでは。私も決して子供が大好きな母性にあふれるタイプではないけど、そんな理由が堂々と表だって出ることに驚いた。

報道で見る限りだと割と高齢の方々が異を唱えているように見えたこともまた衝撃だった。高齢者ってみんな子供を温かくそして懐かしげに見守るものだと勝手に思っていたので。

けれどたぶん、子連れですれ違ったらこの方たちもそういう温かい対応なんじゃないかと思ったりもする。「保育園ができるのはいいこと。でも自分の家の近くは勘弁してほしい」って言っていたのが本音だろうと思う。

誰もが子供だった時代があったはずで、ましてやその世代だと4人5人育てることも珍しくなかったはず。ご自分の子育て時代はうるさくなかったのかと問いたい。

確かに今の日本を支えてきた感謝すべき世代の方々。でもこれから育つ若い世代に支えてもらう面もあることもまた事実。誰もが損得勘定だけで声高らかに主張したら結局は誰にも優しくない日本になってしまうのではと感じた報道だった。